2016.02.11更新

市販のシャンプーと美容室のシャンプーの大きな違いは、"洗浄成分"です。


美容室で使用するシャンプーは洗浄力が優しく、髪の汚れは落としてくれますが必要以上に髪の成分や必要な皮脂を洗い流してしまうことがありません。
また、汚れを落としながら髪の栄養となるたんぱく質の成分を髪にくっつける効果があるので、洗浄と一緒に傷んだ髪を修復することができます。



一方、市販のシャンプーは"高級アルコール系"という成分がメインになっているものが多くこの成分は台所用洗剤などにも使用されていて泡立ちがよく非常に洗浄力が強くなっています。そのため髪や肌に必要な脂分を落としてしまったり、カラーやパーマのもちを悪くする原因にもなります。


また、よくお客様に「ノンシリコンシャンプーの方がいいんですか?」と聞かれることがありますが、"シリコン"といってもシリコンの種類によって異なりますのでに一概ノンシリコンシャンプーがいいとは言えません!


美容室で使用しているシャンプーに含まれるシリコンは、水溶性でお湯で洗い流せるため髪に蓄積することはありませんが市販の安価なシャンプー等に使われているシリコンは疎水性で、使う度に髪の表面に蓄積していきカラーやパーマがかかりにくくなってしまったり毛穴に詰まって頭皮トラブルを起こす原因になってしまうんです。


高いシャンプー=良いシャンプーとは限りませんが、値段の違いは使われている成分や原料・製造にかかる時間にあり、自分の髪質や状態に合ったシャンプーを使用することで常にきれいな髪を保つことはもちろん、サロンでの仕上がりがより長く持続できご自身でも扱いやすい状態をキープすることができます!

市販のシャンプー、美容室のシャンプーどれが自分に合うのかわからないという方はぜひご相談ください♪

     


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投稿者: 安本 有里

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